【2017年末更新】新しい男性型脱毛症診療ガイドライン
こんにちは、ブログを更新します。
今回はいかにもAGAブログ的な内容です。
…というか2017年末に更新されていたんですね、ってハナシです。”男性型脱毛症診療ガイドライン”が。
いまになって取り上げるなんてホントにいまさら感ありますが、それでも記事にします。よろしくお願いします。
ということで、日本皮膚科学会によると「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」というのが正式な名称です。
今回更新されたガイドラインの内容はpdfで見ることができます。iPhoneでpdfを開いてみたのですが、15ページにわたる内容となっています。
そもそも日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインは2010年以降、更新されていませんでした。
で、2010年からの変更点について主な点を触れると、まずデュタステリドについて追加されています。
そもそも前回2010年時には治療薬としてのデュタステリド承認がなく記載がなかったのです。
それが、この2017年版ではデュタステリドの記載があり、さっそく男性型脱毛症での推薦度がAランクとなっています。
たしかデュタステリドは2015年あたりから、だったような。
私事で恐縮ですが、デュタステリド(ザガーロ、アボルブ)の経験はありません。
フィナステリドも外用ローションのジェンヘアーFIN025を一本使い切るかどうか、ほどしかやっていません。理由はミノフィナの副作用が怖くて仕方ないからです。
デュタステリドに続き、アデノシンも2017年版に変更があったようです。
はやいハナシがアデノシンにおける推薦度がアップされたようですね。(C1からBの”行うよう勧める”へランクアップ)
さいきんはこのアデノシンへの期待感が高まっている印象で「アデノシン配合」なる製品が増えたような気がします。(アデノシンは資生堂が研究)
さいごに、ミノキシジル(外用剤)は2010年から変わらずに推薦度Aランク(行うよう強く勧める)のままです。
※ミノキシジルはくれぐれも外用剤です。ミノキ内服剤を勧めるなんていまの日本ではありえません。
もともとミノキシジルは育毛、発毛用途としてつくられたものではありません。わたしもミノキシジルタブレットなんて飲む気はいまだにありません。
…という感じですね。
昨年末に更新された男性型脱毛症診療ガイドラインから大きなポイントのみを抽出しました。
※更新されたガイドラインの全貌が知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。(同じウィンドウでひらきます)
※学会メンバーでもある板見智先生、アデノシンについてこちらで書きました⇒ミノキシジルの発毛メカニズムへの無知ぶり半端なかった - 逃げのAGA自己治療録
※また本記事を書くにあたりこちらのページも参考にさせていただきました。